44人の命を奪った火災事故【歌舞伎町ビル火災事故】
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まだ記憶に新しい2001年に起きた歌舞伎町ビル火災事故。

雑居ビルが火災し、客や女性が逃げ遅れ44人が亡くなりました。

放火とみられているが、未だに犯人は検挙されていません。

謎の多いこの事件の裏に迫ってみます。

 

事件の概要

2001年9月1日、0時59分、東京新宿の歌舞伎町にある雑居ビル「明星56ビル」で火災が発生します。

被害者は3階と4階に集中していて、44人の死亡者は全員このフロアにいました。

3名は助かったのですが、3人とも従業員だったため、避難誘導を怠ったとして批判されます。

 

献花台に手を合わせる女性。

 

 

下記、ビルに入っていたテナントです。

 

●3階にはテレビ麻雀ゲームの「一休」、19名中16名が死亡

●4階にはパブ「スーパールーズ」、28名全員が死亡。

 

44名の死因は全員一酸化炭素中毒でした。

 

テレビ麻雀ゲームの「一休」はお金をかけて遊ぶ賭博場。場所が繁華街歌舞伎町なだけに普通のお店ではありませんでした。

パブ「スーパールーズ」はいわゆるセクシーパブであり従業員がお客に体を触らせるサービスを行うお店でした。

私は確認していないのですが、当時の週刊誌にはJKのコスプレを着た従業員の遺体の写真が載っていたそうです。

 

 

火災の原因は何だったのか

検証により3階の階段の踊り場にあるガスメーター付近で出火したことが判明しましたが、これが人為的なものなのか、それとも自然に発火したのかはわかっていません。

設置されていた火災報知器は誤作動が多いためスイッチを切られていました。さらには防火扉の前に荷物が置かれており、火事の対策が全くできていませんでした。

 

 

画像:Wikipedia

火災直後の「明星56ビル」

 

 

もしこれが放火だった場合、問題はその動機です。

 

ゲーム麻雀店で負けた客が腹いせに火をつけた、などいろいろな説はあります。

さらには90年代から続く歌舞伎町の闇社会での縄張り争い説なんてのもあります。

火災のあったビルの関係者と対立していたグループによって放火されたということです。

ですが、どれも定かではありません。

 

なぜ火災が起きたのかは今現在も判明していません。

 

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その後どうなったか

2003年2月にビルのオーナーとその関係者が消防法違反の疑いで逮捕されます。

判決は禁固2~3年、執行猶予4~5年。

遺族達はこのオーナーに対し訴訟を起こし、10億円以上の支払を条件として示談を成立させました。

 

今現在、問題のビルはどうなったのかというと、東京消防庁から使用禁止命令が出たため解体されました。

それくらい危険な建物だったということだと思います。

 

こちらが現在の明星ビルの跡地の画像です。

更地になっていました。何もない風景が逆に違和感を感じさせます。

ここを行き交う若者のほとんどがここで44名が死亡したことを知りません。

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