
病院と言えば病気を治療してもらいに行くところではあり、日常の病院の風景を見る限りは心霊現象とは無関係な場所に思えます。
ところが総合病院などの規模の大きい病院では言うまでもなく年間に何人もの患者が亡くなっています。
すると、看護婦は起きるはずのない現象を目の当たりにすることがあるという。
何パーセントの看護師が心霊体験をしているのか
2017年、アメリカの医療雑誌「Journal of Scientific Exploration」により明らかになった。
アルゼンチン国内の8つの病院と医療機関でで働く看護師に100人にアンケートを取ったところ、その55%の人から説明不可能な怪奇現象に遭遇したとの結果が出た。
「病院で亡くなった人の幽霊を見た」
「誰もいないはずの場所でうめき声、鳴き声、会話、足音を聞いた」
など、報告は様々です。
以前テレビ番組で放送していた内容ですが、ある看護婦が霊安室で亡くなった患者の爪を切って身なりを整いていたという。
そして部屋から出ようとした瞬間、亡くなっているはずの患者が背後から抱きついてきたという。
信じられない現象ですが、これは看護師の実体験です。
他にはこんな体験もあります。
○○さんが立っていたので会釈をして通り過ぎたが、後で亡くなった患者さんだったと気づいた看護師もいるという。
次に、これは看護師ではなく医者の体験です。
集中治療室でとある患者の治療をして蘇生措置などを計ったが、患者は帰らぬ人となりました。
担当医が帰宅して1人の人間を救えなかった悔しさと葛藤していた。
そしてその夜、ベッドで寝ていると、亡くなった患者が目の前に現れたという。
そして一言こう言い残した。
「たくさん来ますよ」
医者は何のことかさっぱりわからなかったが、この一言は彼の未来を予言していた。
その後、彼は地元では有名な医師となり病院の人気が出て患者がたくさん来るようになったといいます。
つまり、患者がたくさん来たのであった。
亡くなった患者は、自分のために尽くしてくれた医師に感謝の気持ちを告げたかったのであろうか。
実際に看護師たちはどう感じているのか
実際に勤務中のナースはおびえている様子はなく、仕事に専念しているので特に恐怖感はないそうです。
職業柄、ごく当たり前のこととして受け入れているのだろうか。
幽霊より深夜に徘徊する患者さんのほうが怖いほどだそうです。
むしろお化けや幽霊よりも先輩のナースの方が怖いと思っている方も。